ヘッダーイメージ

ボーイについて

キャバクラのボーイバイトは大学生でもできる?メリットと注意点についても

携帯を持っている男子学生

大学生活を送りながら、学費や生活費を稼ぐためにバイトを探している人も多いんじゃないでしょうか。高時給で効率よく稼げる仕事として注目されているのが、キャバクラのボーイのバイトです。

でも「夜のお店で働けるの?」「大学との両立は可能?」といった疑問を持つ人もいるはず。この記事では、大学生がキャバクラでボーイとして働く際の条件や給料、メリット・デメリットまで詳しく解説していきます。

夜の仕事に興味がある大学生は、ぜひ参考にしてみてください。

キャバクラのボーイバイトは大学生もOK?

スーツの手元を触る男性

結論から言えば、キャバクラのボーイは大学生でも働けます。ただし、いくつかの条件をクリアしている必要があるんです。

年齢制限や学生としての身分など、働く前に知っておくべきポイントをしっかり押さえておきましょう。

キャバクラのボーイとして働ける条件

キャバクラでボーイとして働くための最も重要な条件は18歳以上であることです。風営法により、18歳未満の人は夜のお店で働くことが法律で禁止されています。

ここで注意したいのが、18歳でも高校生は働けないという点なんです。たとえ18歳の誕生日を迎えていても、高校に在籍している間は法律で雇用が認められていません。一方で、18歳以上の大学生であれば問題なく働けます。

また、多くのお店では面接時に身分証明書の提示が求められますね。学生証だけでなく、運転免許証やマイナンバーカードなど、年齢が確認できる公的な身分証を用意しておきましょう。お店側も法律違反にならないよう、年齢確認は厳格に行っています。

さらに、体力面での適性も重要です。キャバクラの営業時間は深夜にわたることが多く、立ち仕事が中心になります。お客さんへのドリンク提供や店内の清掃など、常に動き回る仕事なので、ある程度の体力が必要になってくるんです。

キャバクラのボーイバイトは大学生でも稼げる?

置いてある札束

時給が高いイメージのあるキャバクラのボーイですが、実際にどれくらい稼げるのか気になりますよね。

給料の相場や手取り額について、具体的に見ていきましょう。

キャバクラのボーイバイトの平均時給

キャバクラのボーイの時給は、地域やお店の規模によって異なりますが、平均的には1300円から1800円程度となっています。都心部の高級店では2000円以上の時給を設定しているお店も珍しくありません。

一般的なバイトと比較すると、コンビニや飲食店の時給が1000円前後であることを考えると、かなり高時給だと言えますね。週に3日、1日5時間働いた場合、時給1500円なら月に9万円程度の収入になります。

また、多くのお店では深夜手当が付くため、22時以降の勤務では時給が25%増しになるんです。深夜帯に働くことで、さらに効率よく稼げます。

さらに、経験を積んでいくと昇給のチャンスもあります。半年から1年程度勤務して店長から信頼されるようになれば、時給が200円から300円アップすることも珍しくありません。頑張り次第で収入を増やせる点も、この仕事の魅力の一つですね。

キャバクラのボーイバイトの給料から引かれるもの

高時給で魅力的なボーイのバイトですが、給料から引かれるものについても理解しておく必要があります。手取り額を正確に把握するために、控除される項目を確認しておきましょう。

  • 所得税
    月の給料が88000円を超えると源泉徴収の対象になり、給料から自動的に差し引かれるんです。ただし、年間の収入が103万円以下であれば確定申告で全額還付されるので、忘れずに申告しましょう。
  • スーツのクリーニング代
    月に2000円から3000円程度が相場ですね。面接時に天引きの有無を確認しておくと安心です。
  • 弁償代
    勤務中に割ってしまったグラスや破損させた備品の弁償代が給料から引かれることもあります。とはいえ、故意でない限り全額負担を求められることは少なく、お店側と折半するケースが多いようです。
  • 健康保険料や厚生年金
    社会保険に加入する場合は給料から差し引かれます。ただし、学生で扶養に入っている場合は、週の労働時間を20時間未満に抑えることで社会保険加入を避けられる場合もありますよ。

キャバクラのボーイバイトが大学生におすすめな理由

卒業証書を投げる学生

キャバクラのボーイは、大学生のバイトとして多くのメリットがあります。

学業との両立がしやすい点や、将来に役立つスキルが身につく点など、大学生にとって魅力的な理由を紹介していきますね。

シフトの融通が利く

キャバクラのボーイはシフトの自由度が高いことが大きな魅力です。多くのお店では週1日からの勤務が可能で、テスト期間や就職活動で忙しい時期には休みを取りやすい環境が整っています。

一般的な飲食店やコンビニのバイトでは、最低でも週3日以上の勤務を求められることが多いですが、キャバクラでは人員に余裕があれば週1日や週2日でも歓迎してくれるお店が多数あります。

また、急な予定が入った場合でも、前日や当日に他のボーイと代わってもらえることがあるんです。お店によっては専用のグループチャットでシフト交代の相談ができる仕組みを作っているところもあり、学生生活との両立がしやすくなっていますね。

さらに、長期休暇中には集中して働いて稼ぐことも可能です。夏休みや春休みなどの期間に週5日勤務してまとまった収入を得て、学期中は週1日から2日に減らすといった働き方もできます。自分のライフスタイルに合わせて調整できる点は、大学生にとって非常にありがたいポイントですよ。

大学の授業と時間が被らない

キャバクラの営業時間は夜から深夜にかけてのため、昼間に授業がある大学生でも時間が被らず働けます。多くのお店は19時頃から営業を始め、深夜1時や2時まで営業しているため、授業が終わってから出勤することが十分に可能なんです。

1限から授業がある日でも、前日の勤務を早めに上がらせてもらえば睡眠時間を確保できます。また、授業のない日は開店から閉店まで長時間働いて稼ぐこともできるため、効率的に収入を得られますね。

昼間のバイトだと、ゼミや実習と時間が重なってしまうことがありますが、夜の仕事であればそういった心配がありません。特に理系の学生で実験や研究に時間を取られる人にとっては、夜の時間帯を活用できるのは大きなメリットです。

また、朝型の生活リズムを崩したくない人は、週末の金曜日や土曜日だけ夜勤務するという働き方も可能です。お店によっては週末のみの勤務を歓迎しているところもあるので、自分の生活スタイルに合わせて選べますよ。

人脈が作れる

キャバクラで働くことで幅広い人脈を作れるのも大きな魅力です。お客さんの中には経営者や会社役員、各業界の第一線で活躍する人が多く来店されます。そういった人と接する機会を持てることは、将来のキャリアにとって貴重な財産になりますね。

実際に、ボーイとして働いていた経験がきっかけで、就職活動の際に内定をもらえたという話も珍しくありません。お客さんとの会話の中で業界の話を聞けたり、就職に関するアドバイスをもらえたりすることもあります。

また、キャバ嬢との交流を通じて、コミュニケーション能力や女性への気配りを学ぶこともできるんです。キャバ嬢は接客のプロフェッショナルなので、彼女たちの仕事ぶりを間近で見ることで、営業スキルやホスピタリティの本質を学べます。

さらに、同じボーイの先輩や同僚とのつながりも貴重です。中には将来起業を目指している仲間や、異なる大学の学生との出会いもあり、視野が広がるきっかけになります。こうした横のつながりは、大学を卒業した後も続く財産になるでしょう。

時給が高い

前述したように、キャバクラのボーイは時給1300円から1800円と高収入が期待できます。一般的な学生バイトと比べて時給が高いため、短時間でも効率よく稼げる点が大きなメリットですね。

例えば、週に3日、1日5時間働いた場合、時給1500円なら月に9万円の収入になります。これは週5日、1日4時間働くコンビニバイトの収入とほぼ同じです。つまり、同じ収入を得るのに必要な労働時間が少なくて済むんです。

時間を有効活用できることで、勉強やサークル活動、趣味などに使える時間が増えます。大学生活を充実させながら、しっかりと稼げるのは理想的な働き方と言えるでしょう。

また、ボーナス制度を設けているお店もあります。売上目標を達成したり、長期間勤務したりすると、月給とは別にボーナスが支給されることがあるんです。頑張り次第でさらに収入を増やせる可能性があるのも、モチベーションにつながりますね。

接客スキルが身につく

キャバクラのボーイとして働くことで、高いレベルの接客スキルが自然と身につきます。お客さんに快適に過ごしてもらうための気配りや、状況に応じた適切な対応力など、社会人として必要なスキルを実践的に学べる環境なんです。

お客さんが何を求めているのかを察知する観察力や、タイミングよくドリンクを提供する判断力など、細やかな心遣いが求められます。こうしたスキルは、将来どんな仕事に就いても役立つ汎用性の高いものですね。

また、キャバ嬢のサポート役としてスムーズに動くための連携力や、混雑時でも冷静に対応する精神力も養われます。クレーム対応やトラブル処理を経験することで、問題解決能力も自然と磨かれていくんです。

さらに、お客さんとの会話を通じて敬語の使い方やビジネスマナーも学べます。正しい言葉遣いや礼儀作法は、就職活動や社会人生活において必須のスキルです。キャバクラという特殊な環境だからこそ、より丁寧で洗練された接客術を習得できますよ。

ストレス耐性が鍛えられる

キャバクラのボーイとして働くことで、ストレス耐性や精神的なタフさが鍛えられます。夜の世界は予測不可能な出来事が起こることも多く、臨機応変な対応力が求められる環境なんです。

酔ったお客さんへの対応や、キャバ嬢同士のトラブルの仲裁など、時には難しい状況に直面することもあります。しかし、そうした経験を重ねることで、どんな場面でも動じない精神力が養われていくんですね。

また、忙しい時間帯には複数の業務を同時にこなす必要があり、マルチタスク能力が自然と身につきます。優先順位を瞬時に判断し、効率よく動く力は、将来のビジネスシーンでも大いに役立つスキルです。

さらに、理不尽な要求や厳しい言葉を受けることもありますが、それを受け流す術や、感情をコントロールする方法も学べます。社会に出れば様々な人と関わることになりますが、キャバクラでの経験があれば、どんな人とも上手に付き合っていける自信がつくでしょう。

大学生がキャバクラでボーイのバイトをするデメリット

demeritと書かれたブロック

メリットが多いキャバクラのボーイのバイトですが、デメリットも存在します。

働き始める前に、マイナス面もしっかりと理解しておくことが大切ですね。

朝起きれなくなる

キャバクラの勤務は深夜に及ぶため、生活リズムが崩れて朝起きられなくなるリスクがあります。閉店後の片付けや帰宅時間を考えると、ベッドに入るのが朝4時や5時になることも珍しくありません。

そのまま寝てしまうと、1限の授業に間に合わなかったり、大事な講義を寝過ごしてしまったりする可能性があります。特に試験期間中に夜勤が続くと、勉強時間が確保できず単位を落としてしまう恐れもあるんです。

また、慢性的な睡眠不足は健康にも悪影響を及ぼします。集中力の低下や体調不良につながり、大学生活全体に支障が出てしまう可能性がありますね。

対策としては、勤務日を週2日から3日に抑えたり、翌日に授業がない日だけシフトに入ったりするなど、自分で働く日をコントロールすることが重要です。また、帰宅後すぐに寝るのではなく、軽くストレッチをしてからベッドに入るなど、質の良い睡眠を取る工夫も必要でしょう。

学業に影響が出る可能性がある

夜遅くまで働くことで、授業への集中力が低下したり、課題に取り組む時間が減ったりする可能性があります。特に理系の学生で実験レポートや研究発表がある場合、睡眠不足が続くと学業に深刻な影響を与えかねません。

昼間の授業中に居眠りをしてしまったり、図書館で勉強しようと思っても眠気に勝てなかったりすることもあります。結果として、成績が下がってしまい、奨学金の継続条件を満たせなくなるといったリスクも考えられるんです。

また、ゼミやグループワークなど、他の学生と協力して進める課題がある場合、自分の体調管理ができていないと仲間に迷惑をかけてしまうこともあります。

大学生の本分は学業であることを忘れず、バイトと勉強のバランスをしっかりと取ることが大切です。週に何日働くか、何時までの勤務にするかなど、自分の体力や授業スケジュールを考慮してシフトを組みましょう。

周囲に言いにくい仕事である

キャバクラで働いていることを、友人や家族に話しにくいと感じる人も多いでしょう。夜の仕事に対して偏見を持つ人もいるため、バイト先を正直に伝えづらいというデメリットがあります。

大学のサークルや友人との会話で「どこでバイトしてるの?」と聞かれた時に、正直に答えられず曖昧にしてしまうことがあるかもしれません。嘘をついたり話をそらしたりすることで、罪悪感を感じる人もいますね。

また、実家暮らしの場合、深夜に帰宅することを家族に説明するのが難しいこともあります。親世代はキャバクラに対して否定的なイメージを持っていることが多く、理解を得られない可能性があるんです。

ただし、実際に働いてみると想像以上にまともな職場だったと感じる人も多いです。お店によっては健全な経営をしているところもたくさんあります。信頼できる友人や家族には正直に話して理解を求めるのも一つの方法でしょう。

人間関係のトラブルに巻き込まれることがある

キャバクラという特殊な環境では、ボーイ間やキャバ嬢との人間関係でトラブルが発生することがあります。女性が多い職場特有の派閥争いや嫉妬、陰口などに巻き込まれる可能性もゼロではありません。

特定のキャバ嬢に肩入れしすぎると、他のキャバ嬢から反感を買うこともあります。また、キャバ嬢から個人的な相談を受けたり、恋愛感情を持たれたりすることもあり、関係が複雑になるケースもあるんです。

ボーイ同士でも、仕事の進め方や考え方の違いから衝突することがあります。先輩との上下関係が厳しいお店では、理不尽な指示に従わなければならない場面もあるかもしれません。

こうしたトラブルを避けるためには、誰に対しても公平に接し、プライベートな関係は持たないよう線引きをすることが大切です。仕事はあくまで仕事と割り切り、適度な距離感を保つことで、余計なトラブルを回避できますよ。

社会的な偏見を受ける可能性がある

キャバクラで働いていることが就職活動の際に知られると、企業によっては悪い印象を持たれる可能性があります。特に保守的な業界や公務員志望の場合、夜の仕事をしていた経歴がマイナスに働くことがあるんです。

履歴書にキャバクラでのバイト経験を書くかどうかは悩ましいところですね。正直に書いた場合、面接で深く追及されたり、不採用の理由になったりする可能性もゼロではありません。

また、就職後に同僚や上司にバレた場合、職場での評価に影響が出ることも考えられます。特に女性が多い職場では、過去にキャバクラで働いていたことが噂になり、居心地が悪くなることもあるかもしれません。

ただし、接客スキルやコミュニケーション能力が身についたことをアピールできれば、プラスに評価してくれる企業もあります。バイト経験をどう伝えるかは、志望する業界や企業の雰囲気を見極めて判断することが重要ですよ。

大学生がキャバクラでボーイバイトをする時に準備するものは?

白い電球の周りにたくさんの白いハテナマーク

キャバクラのボーイとして働く際には、いくつか準備しておくべきものがあります。

初出勤前に揃えておくことで、スムーズに仕事を始められますよ。

黒い革靴

ボーイという名前の通り、黒いスーツに合わせた黒い革靴は必須アイテムです。キャバクラは高級感のある空間を演出する場所なので、スニーカーやカジュアルな靴は絶対に避けましょう。

革靴は安いものでも構いませんが、ある程度きちんとしたデザインのものを選ぶことが大切です。ファストファッションブランドでも5000円から8000円程度で購入できるビジネスシューズがありますね。

また、長時間立ち仕事をするため、履き心地も重要なポイントです。サイズが合わないものや硬すぎる革靴だと、足が痛くなって仕事に集中できなくなります。購入前に必ず試着して、歩きやすさを確認しましょう。

さらに、革靴は定期的に磨いてメンテナンスすることも大切です。汚れた靴は清潔感を損ない、お客さんに悪い印象を与えてしまいます。靴磨きセットを用意して、週に1回は手入れをする習慣をつけると良いですよ。

黒いスーツ一式

ボーイとして働くためには、黒いスーツ上下とワイシャツ、ネクタイが必要です。お店によってはスーツを貸し出してくれるところもありますが、自分で用意するよう求められることも多いんです。

スーツは就活用のものでも問題ありませんが、毎日着るものなので洗い替えとして2着あると安心ですね。また、ワイシャツは白が基本ですが、お店によっては黒や濃い色を指定されることもあるので、面接時に確認しておきましょう。

ネクタイも黒や紺など、落ち着いた色を選ぶのが無難です。派手な柄物は避け、シンプルなデザインのものを2本から3本用意しておくと便利ですよ。

また、スーツは定期的にクリーニングに出して、常に清潔な状態を保つことが大切です。汚れたスーツや皺だらけのシャツは、お客さんに不快感を与えてしまいます。身だしなみに気を配ることも、ボーイの重要な仕事の一つなんです。

白い靴下

意外と見落としがちなのが白い靴下です。ボーイの服装は基本的に黒で統一されていますが、靴下だけは白を指定するお店が多いんです。これは、店内で靴を脱ぐ機会があった時に清潔感を保つためと言われています。

白い靴下はビジネス用のしっかりしたものを選びましょう。くるぶし丈のカジュアルなものや、すぐに汚れが目立つ素材のものは避けたほうが良いですね。

また、靴下は消耗品なので、最低でも5足から7足は用意しておくことをおすすめします。毎日清潔な靴下を履けるように、まとめて購入しておくと安心です。

さらに、白い靴下は汚れが目立ちやすいため、こまめに洗濯することが大切です。黄ばんだり黒ずんだりした靴下は、どんなに高価なスーツを着ていても台無しにしてしまいます。定期的に新しいものに買い替えることも忘れずに。

ハンドタオルやハンカチ

キャバクラのボーイは、お客さんにおしぼりを提供したり、こぼれた飲み物を拭いたりする機会が多いため、清潔なハンドタオルやハンカチを常に携帯しておく必要があります。

特に、自分の汗を拭くためのタオルと、仕事で使うタオルは分けて持つことが大切です。混同してしまうと不衛生ですし、お客さんに失礼になってしまいますね。

また、タオルやハンカチは白や黒などのシンプルな色を選びましょう。派手な柄物やキャラクターものは、お店の雰囲気に合わないため避けたほうが良いです。

さらに、タオルは毎日洗濯して清潔な状態を保つことが必須です。臭いがついたり汚れたままのタオルを使っていると、お客さんに不快感を与えてしまいます。常に2枚から3枚のタオルをバッグに入れておくと、いざという時に安心ですよ。

キャバクラのボーイバイトの面接で大学生がやりがちなミス

頭を抱える男性

キャバクラのボーイの面接では、一般的なバイトとは異なるポイントが重視されます。

大学生がやりがちなミスを知っておくことで、面接での失敗を避けられますよ。

志望動機が曖昧

面接で最もよく聞かれるのが志望動機ですが、「時給が高いから」「楽そうだから」といった曖昧な回答をしてしまう大学生が多いんです。確かに本音かもしれませんが、それだけでは採用担当者の心には響きません。

キャバクラのボーイは、お客さんやキャバ嬢と円滑にコミュニケーションを取る必要がある仕事です。そのため、面接官は「この人は接客に向いているか」「長く続けてくれそうか」といった点を重視して見ています。

志望動機を考える際には、「接客スキルを身につけたい」「人とのコミュニケーション能力を高めたい」「将来のキャリアに役立つ経験を積みたい」など、前向きな理由を伝えることが大切ですね。

また、そのお店を選んだ理由も具体的に説明できると良いでしょう。「お店の雰囲気が良さそうだった」「スタッフの対応が丁寧だった」など、実際に下見をした上での感想を述べると説得力が増しますよ。

身だしなみが整っていない

面接時の服装や髪型が整っていないのも、大学生がやりがちなミスです。カジュアルすぎる服装や清潔感のない見た目では、どんなに良い志望動機を述べても採用は難しいでしょう。

キャバクラは高級感のある空間を提供する場所なので、スタッフにも清潔感と品格が求められます。面接にはスーツやジャケットを着用し、髪型も整えていくことが基本ですね。

また、爪が伸びていたり、ヒゲの剃り残しがあったりするのもマイナスポイントです。細かい部分まで気を配ることで、「この人は細やかな気配りができる」という印象を与えられます。

さらに、靴が汚れていないか、シャツに皺がないかなども確認しましょう。第一印象は非常に重要なので、面接前日には必ず身だしなみをチェックする習慣をつけると良いですよ。

勤務可能日時を明確にしていない

面接では必ず「いつから働けるか」「週に何日入れるか」といった質問をされますが、「できれば週2日くらい」「なるべく早く」といった答え方では、お店側も採用の判断がしづらくなります。

事前に自分の授業スケジュールを確認し、「月曜日と金曜日なら19時から深夜2時まで入れます」「来週の水曜日から勤務開始できます」というように、具体的に伝えることが大切ですね。

また、テスト期間や長期休暇の予定も併せて伝えておくと親切です。「7月の第2週はテストで休みたいです」「夏休みは週5日入れます」など、先の予定まで共有しておくことで、お店側も採用後のシフト調整がしやすくなります。

さらに、勤務日数や時間帯について、自分の希望だけでなくお店のニーズも聞く姿勢を見せることが重要です。「お店で特に人手が必要な曜日はありますか?」と質問することで、柔軟に対応できる印象を与えられますよ。

大学生がボーイとしてバイトするキャバクラを選ぶ時のポイント

黄色い背景に置かれたビックリマーク

数多くあるキャバクラの中から、自分に合ったお店を選ぶことは非常に重要です。

大学生がボーイとして働くお店を選ぶ際のポイントを紹介しますね。

ボーイ同士の雰囲気がどうか

お店選びで最も重要なのが、ボーイ同士の雰囲気です。ギスギスした雰囲気の職場では、長く働き続けるのは難しいでしょう。面接や店舗見学の際に、スタッフ同士がどのように接しているかを観察することが大切ですね。

先輩ボーイが新人に優しく教えている姿や、休憩時間に和やかに談笑している様子が見られるお店は、働きやすい環境である可能性が高いです。逆に、スタッフ同士で無視し合っていたり、険悪な雰囲気が漂っていたりするお店は避けたほうが良いでしょう。

また、面接時に「スタッフの年齢層はどれくらいですか?」「新人への研修制度はありますか?」といった質問をすることで、職場の雰囲気をある程度把握できます。

さらに、口コミサイトや求人情報で「働きやすい」「スタッフ同士の仲が良い」といった評価があるかもチェックしておくと良いですよ。実際に働いている人の声は、お店選びの貴重な参考になります。

大学生のボーイが働いているかどうか

お店に他の大学生のボーイがいるかどうかも重要なポイントです。同世代のスタッフがいることで、悩みを共有したり、シフトの相談をしたりしやすくなりますね。

大学生が多く働いているお店は、テスト期間や就職活動への理解もあり、シフトの融通が利きやすい傾向があります。また、授業との両立方法や効率的な働き方について、先輩大学生からアドバイスをもらえる機会もあるでしょう。

面接時に「大学生のスタッフは何人くらいいますか?」と直接聞いてみるのも良い方法です。お店側が積極的に大学生を採用している場合は、学生に優しい環境が整っている可能性が高いですよ。

また、大学生が多いお店は、同じような生活リズムの仲間と情報交換ができるメリットもあります。おすすめの授業や就活情報など、仕事以外の話題でも盛り上がれるのは楽しいですね。

給与体系が明確かどうか

働く上で重要なのが給与体系の明確さです。時給だけでなく、深夜手当やボーナスの有無、給料から天引きされる項目など、詳細を事前に確認しておくことが大切ですね。

曖昧な説明しかしないお店や、給料明細を発行しないお店は、後々トラブルになる可能性があります。面接時に「給与明細は発行されますか?」「給料日はいつですか?」といった質問をして、きちんと答えてくれるかを確認しましょう。

また、罰金制度についても事前に聞いておくことをおすすめします。遅刻や欠勤、グラスの破損などで罰金が発生するお店もあるため、どのような場合にどれくらいの金額が引かれるのかを把握しておくことが重要です。

さらに、昇給の基準や頻度についても確認しておくと良いですよ。頑張りが評価されて給料が上がるシステムがあれば、モチベーションを保ちながら長く働き続けられますね。

通勤時間が無理なく通える範囲か

意外と見落としがちなのが通勤時間です。深夜まで働いた後、長時間かけて帰宅するのは体力的にかなりキツイですし、終電を逃してタクシー代がかさむこともあります。

理想的なのは、自宅や大学から電車で30分以内、もしくは自転車で通える範囲にあるお店ですね。通勤時間が短ければ、その分睡眠時間を確保できますし、急なシフト変更にも対応しやすくなります。

また、終電の時間も事前に確認しておくことが大切です。閉店時間が終電より遅い場合、タクシー代を自己負担するのか、お店が負担してくれるのかを面接時に聞いておきましょう。

さらに、深夜の治安も考慮する必要があります。人通りが少ない場所や、治安の悪いエリアにあるお店は、帰宅時の安全面で不安が残りますね。お店の立地もしっかりチェックしておくことをおすすめしますよ。

まとめ:キャバクラのボーイは大学生でもバイト可能!将来に役立つスキルを学べるチャンス

キャバクラのボーイは、18歳以上の大学生であれば問題なく働けるバイトです。高時給で効率よく稼げるだけでなく、接客スキルやコミュニケーション能力、ストレス耐性など、将来のキャリアに役立つスキルを実践的に学べる貴重な機会と言えますね。

シフトの融通が利きやすく、大学の授業との両立もしやすいため、学生生活を充実させながら働けるのも大きな魅力です。ただし、生活リズムの乱れや学業への影響といったデメリットもあるため、自己管理をしっかり行うことが重要でしょう。

お店選びの際は、スタッフの雰囲気や給与体系の明確さなどをしっかり確認し、自分に合った環境を見つけることが成功の鍵ですよ。

ボーイは遊ぶ時間がたくさんある?勤務時間のスケジュール公開

ボーイは時間に余裕がある?

ボーイは比較的時間に余裕がある職業だと思われていますが、実際には長時間の拘束を受けることになります。

キャバクラがオープンしている時間は7〜8時間程ですが、それ以外にもやることが多く実際には昼職よりも長く働くことがほとんどです。

また、後述する様にボーイは勤務時間外や休日でも担当キャストのフォローやお客さんの対応に追われます。

「今日は休みだしゆっくりと横になっていたい」「早めに帰宅して自分の趣味を楽しみたい…」と考えていても急な呼び出しや付き合いがあることも多く、多忙な日々を送ることとなります。

ボーイの1日の勤務時間は?

ボーイの1日の勤務時間は平均して10時間以上となります。

お店でお客さんを接客する時間に加えて、キャスト管理や連絡などをする必要があるため、実際にはキャバ嬢達と同様に24時間体制で働くことも考えられます。

さらには、先輩やお客さんとの付き合いで飲みに行くことも度々あるため、家に帰っても寝るだけの生活になってしまうことも。

勤務時間にゆとりのある仕事がしたい、プライベート重視で働きたいという人にはボーイは向かないかもしれません。

ボーイのタイムスケジュール

ここからは、実際のボーイのタイムスケジュールについて解説します。

これからボーイになりたい、ボーイのリアルな勤務時間などを知りたいという方は参考にしてくださいね。

出勤

キャバクラは、18〜19時頃にオープンするお店が一般的です。

開店準備などもあるため、出勤は遅くともオープン1時間前までに行うことが普通です。

どこに住むかにもよりますが、17時出勤の場合の起床時間は15〜16時頃が目安となります。

また、ボーイといえどお客さんをおもてなしする接客業には変わりありません。

お客さんに対して失礼がない様に寝癖や無精髭などをしっかりと整えてフロアに立ってくださいね。

出勤後は店内清掃やおしぼり等の備品の用意、売上目標達成に向けたMTGなどを行いお客さんをお迎えします。

退勤

キャバクラの閉店は深夜1〜2時頃となります。

お店によっては、2時に営業が終わった時点でキャストの送り業務をする必要があるため、閉店後に長距離運転をすることも考えられます。

また、レジ締めや店内清掃、売上計算、品出しなど、役職によっても担当業務は異なります。

実際にキャスト全員がいなくなりボーイ達が退勤できるのは、スムーズに業務が進んでも3時を過ぎることがほとんどとなります。

帰宅

お客さんや先輩、同業者との付き合いなどがある場合には3時以降に街へ繰り出すこともしばしばあります。

2時間別のお店に遊びに行った時点で帰宅は5時を過ぎることはもちろん、その間にもアフターに行っている担当キャストからの連絡が来ることも考えられます。

実際に帰宅してひと息つけるのは朝6〜7時頃になることが多く、ボーイの仕事に慣れない内は生活リズムの変化やハードな日々を送ることに苦労するかもしれません。

就寝

食事や入浴などを済ませた後に就寝できるのは8〜9時頃となります。

ボーイは店内でお客さんからお酒をいただくこともあり、体調が優れないキャストに代わって自分が飲まなければならないこともしばしば。

酔い潰れた状態で床に就くこともあるため、次の出勤に備えてゆっくりと横になりたいと考えるボーイが多いものです。

一方で、帰宅後もキャストのフォローで連絡をすることもあり、お客さんとの同伴予定が入っている場合には起きているかを確認するために自分の睡眠時間を削らなければならないことも考えられます。

ボーイの睡眠時間は6時間程度となることが多く、思う様に身体を休められないこともあります。

ボーイの休みは?

キャバクラは、年中無休で営業するお店も多いものです。

その場合にはシフト制で休暇を取ることとなり、月6日程度が休みとなります。

週1日休みのキャバクラに勤める場合には、日々の業務の疲れから1日寝て終わってしまうこともしばしば。

また、休みとはいえ自身の担当キャストにトラブルが発生した場合やお客さんから呼び出された際にもお店へ駆け付ける必要があります。

ボーイにとって休みはあってない様なものというのが正直な所で、プライベートを重視したいという人にとってはそのギャップに驚かされるかもしれません。

ボーイは意外と時間が無い!

以上、ボーイの勤務時間についてまとめてみます。

・ボーイは想像よりもはるかに忙しい日々を送っており時間がない
・勤務時間外にもキャストのフォローやお客さん対応をする必要がある
・ハードな生活を送ることになるが、その分昼職ではもらえない高額なお給料を手にできる
・体力に自信がある、夜型の生活を送ることが苦でない人には向いている仕事

ボーイは意外と時間がない職業であり、勤務時間外でも多くの業務をこなす必要があります。

また、休みもシフト制で取ることが多く、場合によっては1日寝て終わってしまうということもしばしば。

プライベートを大切にしたい、ワークライフバランスのとれた職業に就きたいと考える人には向きませんが、その分昼職では味わえないやりがいと高収入を手にできることがボーイの魅力といえます。

あなたは当てはまる?ボーイに向いている男のタイプ5選

ボーイに向いているタイプ

ボーイは適性がきっぱりと分かれる仕事です。
向いていない人はトコトン不向きですし、逆に向いている人は天職にもなりえます。
みなさんも次で挙げる5タイプに当てはまったら、ボーイを始めてみてはどうですか?どれもボーイ適性がある人のタイプです。

①地頭・要領が良いタイプ

地頭がいい人、要領がいい人はまさにボーイに向いてます。
キャバクラが欲しがる人材でもあり、場合によっては重宝されることになります。

キャバクラのボーイはテキパキ動く必要がありますが、仕事が遅い人は”使えないボーイ”と思われますので、先輩に注意されたり怒鳴られることも珍しくありません。
店での信頼も落ちてしまう可能性があります。
数年経ってもマネージャーにすら昇格できない、なんてパターンも考えられます。

逆に要領がいい人は効率を考えて動けますし、地頭が良ければ柔軟に対応できるでしょう。
テキパキ仕事をこなせるボーイは重宝されますから、昇格にも好影響を与えることが多いんです。
要領の良さや地頭に自信がある人は、その強みを活かしてボーイになってみませんか?

ただし、単に頭が良いだけではいけませんよ。いくら頭が良くても、状況に合わせて機敏に動けなくては意味がないんです。
頭が良いからといって昇格が早いわけじゃありません。
知識じゃなく知恵で勝負するのがナイトワークの世界です。
だからボーイは学歴・経歴が関係なく、誰にでもチャンスがある仕事と言われています。

②コミュ力が高いタイプ

コミュ力に自信がある人もボーイ向きです。他の記事でも書いていますが、キャバクラは上下関係が厳しく競争も激しい社会です。
こうした状況で上を目指すには、やはりスタッフやキャバ嬢との人間関係を構築しないといけません。
そんな時に活きるのがコミュ力ですが、長けている人ほど昇格も早いといってもいいです。

実はキャバクラの場合、他のスタッフとの人間関係も昇格に影響するんです。
単に仕事ができるだけじゃ意味がなく、それに加えて他のスタッフやキャバ嬢の信頼が求められます。
なのでコミュ力に長けると信頼を得やすく、結果的に昇格が早くなるわけです。

一方で人見知りしやすい人、コミュ力に自信がない人はボーイ適性がありません。
厳しいですが、他の仕事を探すことをおすすめします。店で疎外感を感じたり、キャバ嬢などの信頼を得られず、結局辞めることになるでしょう。
ボーイの仕事で身に付くスキルではないため、入店前から高いコミュ力が求められます。

③女慣れしているタイプ

女の子の扱いに慣れている人もボーイに向いているタイプですね。
キャバクラで働き始めると、嫌でも毎日キャバ嬢と顔を合わせます。しかし、キャバ嬢は結構ワガママな子も多く、あれこれ振り回される場面も少なくありません。
そんな時に女慣れしていないとストレスが溜まってしまいますし、それに振り回されっぱなしでは昇格もできません。

逆に女慣れしているなら大きな武器になります。
キャバ嬢の扱い方もすぐ分かるようになりますし、今後関わっていく中でそれを活かせます。
キャバ嬢の信頼も得やすくなりますから、女の子の扱いが得意な人ほどボーイ向きといえますね。

ただし、仕事とプライベートの線引ができない人はNGです。キャバクラは「風紀」があるので、万が一キャバ嬢に手を出そうものなら相応の罰を受けることになります。
単なる女好きと女慣れしている人は異なります。もし前者に当てはまるなら、風紀に注意しながら働きましょう。

④メンタルが強いタイプ

ボーイはキャバ嬢からゴミ扱いされることも珍しくありません。
仕事ができないと先輩から怒鳴られたり、暴言を吐かれることだってあります。
それに耐えられず、精神を病むかボーイを辞める人も沢山います。
精神的に限界が来て飛ぶ(バックレる)人だって少なくありません。

こうした事情があるため、メンタルが強い人がボーイに適しています。
多少罵られたり、怒声を浴びても動じない人なら、キャバ嬢にも一目置かれやすいです。
ボーイの仕事を通じてメンタルも鍛えられますが、最初から肝が据わっている人のほうがストレスを感じずに済みます。

⑤お金がないタイプ

お金がない人、すぐお金が必要な人にもボーイは適した仕事といえますね。
大半のキャバクラは月払いですが、実は店によって日払い・週払いに対応しているからです。
日払いなら毎日が給料日ですから、出費がかさんだ時などにもすぐ対応できます。
もちろん仕事は厳しいですが、日払い可の仕事は少ないので、ボーイを始めるのもおすすめです。

例えば時給1,000円で1日時間働いた場合、日払いならその日の内に7,000円を受け取れます。
実際はここから色々差し引かれますが、日雇いバイト感覚で働けるんじゃないでしょうか?
即入店可の店もありますので、「お金が足りない!」という時は一度面接を受けてみましょう。

まとめ

ボーイは向き不向きが分かれる仕事ですが、特に向いている人は以下の5タイプです。

・地頭や要領がいい人
・コミュ力に自信がある人
・女の子の扱いに長ける人
・メンタルに自信がある人
・すぐお金を稼ぎたい人

皆さんは当てはまりましたか?どれかに該当したら、ボーイになってみることをおすすめします。

ボーイに学歴は関係ある?現役のボーイが解説します

ボーイの仕事に学歴は関係ない

ボーイの仕事は向き不向きがありますが、一方で学歴や経歴はいっさい関係ありません。
俺も中卒でボーイをやってますから、最終学歴が中卒の人だって働けます。
逆に大学を出ているからといってボーイになれるわけじゃありません。
例えば最終学歴が一流大学卒でも、精神的にタフじゃないとすぐ辞める可能性があります。
つまり学歴以外のほうが重要なんですね。

キャバクラのボーイの求人を見ると分かりますが、学歴不問・未経験者歓迎と書いてある募集がほとんどです。
大半の仕事は学歴が求められるため、学歴不問のボーイの仕事はとても貴重です。
もし興味が出たら応募してみることをおすすめします。

本当のバカだと仕事ができない

画像引用元:https://twitter.com/popipopi314/status/908963711381004288

ただし、”勉強できない”人と”バカ”な人は分けて考えることです。
学歴が関係ないとはいっても、本当にバカは仕事に差し支えます。
キャバクラのボーイの場合、勉強ができなくたって仕事には何ら影響がありません。
勉強と仕事は基本的に別物で、例えばテストの点数が悪くても仕事ができるなら問題ないんです。

言葉は悪いですが、キャバクラで働くボーイの大半は勉強ができません。けれど仕事はテキパキこなしますし、店もスムーズに回ります。
つまり頭が悪くて勉強できなくても、ボーイの仕事に関係しないんですね。

じゃあ本当にバカな人はどうでしょうか?勉強ができない”だけ”とは違い、仕事に大きな支障が出る可能性があります。
例えば仕事の効率が悪いと店が回りませんし、トラブル時に柔軟な対応ができないと、店の評判にも影響が及びます。
バカな人は仕事の効率も悪く、柔軟性に欠けるなどの欠点があります。
もちろん全員がそうとは言えないですが、ボーイの仕事には向いていないでしょう。

ボーイに求められる頭の良さとは

それなら、ボーイにはどんな“頭の良さ”が求められるんでしょうか?これが最も重要な点だと思います。
ボーイをやるからには様々なスキルが求められますが、頭の良さという点では下記の3つに長けている必要があります。

①記憶力

まずボーイに求められるのが記憶力です。ともかく記憶力がなければ、ボーイの仕事を続けることすら難しいでしょう。
なぜなら、記憶力が必要になる機会が沢山あるからです。例えば覚える必要があることだけでも、次のようなものがあります。

・キャバ嬢やお客さんの名前
・お客さんの顔と荷物(一致させる必要がある)
・キャバ嬢のタイプ(清楚系、お姉系など)
・おつかいで買う物

他にも、お客さんがテーブルに着いた時間や、付け回しでフリー客の応対中のキャバ嬢を把握したりと、色んな場面で記憶力が試されます。
マネージャーに昇格した後は、キャバ嬢の売上やノルマの管理も行いますので、記憶の良さは必須スキルといってもおかしくないですね。
逆に記憶力の自信がない人は、ボーイの仕事を諦めたほうがいいかもしれません。

②対応力

キャバクラでは、突如団体客が来る時もあれば、酔っぱらいが突然怒鳴ったり暴れたりすることもあります。
こうした場面で問われるのが対応力です。それぞれの場面に合わせ、柔軟に対応できてこそ一人前のボーイですね。

例えば酔っぱらいが絡まれたキャバ嬢がいる時、皆さんはどうしますか?キャバクラでもとっさの判断が求められる場面です。
対応は人それぞれですが、まずは酔ったお客さんに声を掛け、丁寧に注意するのがベター。
新人なら先輩を呼ぶのも手ですが、逆にそこでアタフタするようではボーイ失格です。
まずは自分が声を掛け、手に負えないなら先輩や店長を呼ぶなど、臨機応変に対応できる必要があります。

いずれにせよ、色んな場面で対応力が求められます。特にキャバクラでは瞬時に判断し、具体的な行動を起こせる人のほうが重宝されます。
もし何らかの対応が必要な時、じっくり考えてから動くようでは意味がありません。
その間に事態が悪化する可能性もありますし、他のボーイが動く場合もあります。
店での信頼も落ちていくので注意しましょう。

③会話力

ボーイには会話力も求められます。キャバ嬢や他の男性スタッフはもちろん、お客さんとのコミュニケーションが欠かせないからです。
キャバクラは他の仕事よりも人との関わりが密で、店の評判や自分の昇給・昇格など、様々な物事に影響を及ぼします。
このような事情があるので、会話力がなければ仕事を続けるのが難しいんです。

ボーイはお客さんに気に入られることもあります。実はボーイ目当てで店に来る人もいるくらいです。
しかし、日頃からお客さんと会話して仲を深めなければ、気にかけてもらえることはまずありません。
他にもキャバ嬢のフォローをする時など、会話力が求められる場面が沢山あります。

まとめ

ボーイと学歴、更に求められる頭の良さをまとめると以下の通りです。

・ボーイの仕事に学歴は関係ない
・”勉強ができない”ことと”単なるバカ”は違う
・ボーイには記憶力、対応力、会話力が求められる

確かに学歴不問ですが、単なるバカな人はボーイの適性がありません。
逆に記憶力・対応力・会話力が求められるので、これらに自信があればボーイの適性があるといえます。

ボーイ求人の探し方まとめ!キャバクラで働くにはどこがおすすめ?

ボーイの求人の探し方

バイトの求人を探す時、求人誌をチェックする人は多いですよね。
フリーペーパーで配布されていますから、気軽に探せるのが魅力です。
しかし、キャバクラのボーイの求人はほとんど載っていません。
もしボーイの求人を探すなら、求人誌以外の方法で探すのがおすすめです。問題は探し方ですが、主に3つの手段があります。

①既に働く知人から紹介してもらう

1つめの探し方が、キャバクラで働いている知人の紹介です。
もし知人がキャバクラ勤務しているなら、ボーイを募集してないか聞いてみるといいでしょう。
ボーイが不足している店は意外と多く、すんなり見つかる場合もあります。
逆に足りていることも考えられますが、聞いてみるのも無駄にはなりません。

知人に紹介してもらうメリットは、自分でボーイの求人を探さなくて良い点に尽きます。
ボーイの求人といっても色々ありますから、1店に絞り込むのは結構大変です。
知人のツテがあれば時間を節約できますので、当てはまる人は一度聞いてみましょう。
ただし、時給や職場の雰囲気をしっかり聞いて、希望条件に合っているか慎重に判断して下さい。

②求人サイトで探す

2つめの方法が求人サイトです。現在は沢山の求人サイトがあり、中にはナイトワーク専門のサービスもあります。
関西のボーイ求人も沢山載っていますが、他にはない様々なメリットを持ちます。

・スマホがあればすぐ探せる
・様々な条件で絞り込める
・求人を比較して選べる
・サイトによってはネットから応募できる

ざっくり挙げるだけでも、こんな4つのメリットがあります。特にスマホで探せるのは大きいですね。
気が向いた時にいつでもボーイの求人を探せます。

また、勤務地や時給など好みの条件で探せますし、求人同士を簡単に比較できます。
ネットからの応募に対応したサイトもあるので、店へ電話を掛ける手間も省けます。
探し方で迷ったら求人サイトを使うのが一番ですね。

③自分で店に直接応募してみる

そして3つめが店へ直接応募する方法です。ネットなどで気になるキャバクラを見つけたら、ボーイを募集してないか電話やメールで聞いてみましょう。
この方法は求人サイトを介さずに済むため、知人の紹介と同様に手っ取り早く応募できるのが魅力です。
時給などの条件もキャバクラのサイトを見るか、メールなどで問い合わせれば確認できます。

ただし、店へ連絡する時は時間帯に気を付けて下さい。特に電話をする場合、営業中の忙しい時間帯は避けたほうがいいです。
なるべく開店の1~2時間前に電話しましょう。もし電話のタイミングが分からない時は、メールやLINEを使うのがおすすめです。

ボーイの求人が載っているサイト

ボーイの求人を探す方法は以上3つがポピュラーですが、中でも一番のおすすめは求人サイトです。
求人サイトは上記で挙げた多数のメリットがあるうえ、他の方法より手軽さに優れます。
ただ、どのサイトでも求人が載っているとは限りません。
ボーイの求人を探すなら、以下5サイトのいずれかを使いましょう。

キャバクラボーイルート

画像引用元:https://www.root-hq.com/

キャバクラボーイルートは、体験入店可能な求人を多数扱う求人サイトです。
ボーイの他にも送りドライバーやバーテンダーなど、複数の職種の求人も探せます。
ナイトワークに特化しているので、ボーイの求人に限っても沢山の募集が掲載されています。

キャバクラボーイルートは次のような特徴があります。

・首都圏エリアの求人数が多い
・体験入店可の求人がメイン
・正社員の求人も見つけられる
・人気エリアで探せる

特に首都圏へ特化しているのが強みですね。ボーイの場合は体験入店可の求人が多く、即日体入できる店もあります。
更に正社員の求人も載っていますし、人気があるエリアの求人のみに絞り込んで探せます。
ボーイの平均月給や仕事の流れなどの情報も載っているので、一度サイトを覗いてみてはどうでしょうか?

メンズ体入

画像引用元:https://tainew-kansai-otoko.com/

メンズ体入は大手のナイトワーク専門求人サイトです。
北海道から関西エリアに特化していて、それぞれ地域別に求人を分けて掲載しています。
キープ機能などの機能性に優れているほか、次のような特徴を持っています。

・ボーイの求人掲載数は非常に多い
・路線や働き方など細かい条件で絞り込める
・メリットを指定して探せる
・サイト上から求人に応募できる

特にボーイの求人数は豊富で、エリアにもよっては数十件の求人が掲載されています。
色んな店の中から選べるのは大きな魅力ですね。更に路線や働き方、時給などの条件で絞り込めるほか、「日払い可」や「社保完備」のようなメリットを指定して探せます。
各求人もネットから直接応募できるので、気になる店があれば応募してみて下さい。

メンズバニラ

画像引用元:https://mens-qzin.jp/

メンズバニラは高収入の求人が中心の求人サイトです。とにかく稼ぎたい、時給のいい店で働きたい、という人におすすめですね。
ナイトワーク以外にも掲載されていますが、ボーイの求人が比較的多めなうえ、以下の強みがあります。

・全国の求人が掲載されている
・様々な待遇で絞り込める
・時給や日給を選んで探せる
・掲載求人はどれも給料水準が高め

北海道から九州・沖縄まで全国の求人を載せています。
特にナイトワーク専門サイトの場合、地域を絞っていることが多いのでこれは魅力的ですね。
他にも待遇を選んで探せたり、時給・日給の額から絞り込めるのも特徴です。
メンズバニラの掲載求人は大半が給料高めなので、稼ぎを重視したい人はぜひ使ってみて下さい。

バイトル

画像引用元:https://www.baitoru.com/

バイトルは大手バイト求人サイトの一つです。幅広い職種を扱うので、ナイトワークにしたワケではありません。しかし、以下のような特徴を持っています。

・ボーイの求人数も比較的多い
・全国各地の求人を探せる
・大手なので安心感が大きい
・各種機能が豊富

ボーイの求人数も多めで、全国のエリアから絞り込めるのが魅力です。
また、大手が運営しているため安心感も大きく、豊富な機能が揃っている点も見逃せません。
特に機能は利便性が高く、応募済みリストやスカウト、閲覧履歴などが利用できます。
これら機能を加味すると、じっくり求人を探したい人向きのサイトです。

アルバイトEX

画像引用元:https://arubaito-ex.jp/

アルバイトEXは規模が非常に大きな求人サイトです。バイトル同様に様々な職種の求人を取り扱っていますが、こちらもボーイの求人数が多めです。
また、アルバイトEXは他にも次のような強みがあります。

・求人掲載数はトップクラス
・他の求人サイトを横断検索できる
・細かなこだわり条件から探せる
・キープ機能もある

何より求人掲載数はダントツです。全体では数十万件が掲載されていて、複数の求人サイトを横断検索できるのが強みです。
こだわり条件で絞り込めますし、求人を複数比較できるキープ機能も備わっています。
比較して探す時に便利なので、求人を見比べて決めたい人におすすめのサイトですね。

まとめ

キャバクラのボーイの求人の探し方をまとめると以下の3つになります。

・知人の紹介
・求人サイト
・店に直接応募

特に求人サイトが頭一つ抜けてますから、まずは求人サイトで探すのがおすすめです。
ただし求人サイトも色々あります。特にボーイの求人を探す時は、ナイトワークに強いサイトか、求人数が豊富なサイトで探してみて下さい。

送迎ドライバーって何?キャバクラで働くボーイ以外の職種まとめ

ボーイ以外のキャバクラで働く男の職種

キャバクラと聞くと、大半の人はキャバ嬢やボーイを頭に浮かべますよね。
確かにどちらもキャバクラの代表的な職種ですが、他にも色んな職種の人が働いているんです。
特に男の場合は職種が幅広くて、ボーイ以外にも選択肢があります。でも、どんな職種があるんでしょうか?

送りドライバー

まず挙げられるのが送りドライバーです。「送迎ドライバー」や単に「送迎」と呼ばれる場合もあります。
送りドライバーは、キャバクラの営業終了後にキャストを家まで送り届ける仕事で、勤務時間は深夜~早朝になります。
特に終電を逃した場合や、店から自宅までの距離が遠いキャストを送り届けます。

送りドライバーの仕事は、キャストを全員送り届けたら終わりです。
そのため深夜2時頃に終わる場合もあれば、朝の5~6時頃までかかる場合もあります。
キャストが途中でどこかのお店に寄ることもあるので、実働時間はキャストに振り回されます。
その日次第なので、昼職と掛け持ちする時は注意が必要ですね。

ただ、送りドライバーの給料はその日の内に受け取れるのがメリットです。
日払いなので副業にぴったりですし、お金が足りない時にも適しています。
マイカーと免許があれば始められるので、夜型の人ならボーイよりも働きやすいでしょう。
送りドライバーの求人はボーイルートのような専用サイトから探す事ができます。

ソムリエ

高級キャバクラではソムリエを雇っている場合があります。
ソムリエは有名な職種の一つですが、ご存知の通りワインのプロフェッショナルです。
仕事内容はお客さんに合わせたワインを提供することで、ワインをウリにするお店では重要な存在になっています。

ソムリエはレストランに多い職種ですが、キャバクラの場合も役割の違いはありません。
しかし、勤務時間は比較的短めで、だいたい5~6時間ほどになっています。
ボーイは夕方から夜まで8時間程度働くので、短時間勤務で済むのは大きな魅力です。

そのかわり採用のハードルは比較的高め。最低でもワインに詳しくないといけませんし、店によっては資格が求められます。
キャバクラの中でも仕事自体は楽な部類ですが、募集している店が少ない点もネックとなります。

キャッシャー

キャバクラでは、ボーイが会計業務を行ったり、金銭に関わることはめったにありません。
特に規模が大きな店だと、専用のスタッフを雇っている場合があります。その会計を行うのがキャッシャーと呼ばれる職種です。
レジでの会計業務のほか、お客さんの伝票管理(入店時間の記載など)も担います。
キャストへ日払い給料を手渡したり、給料の管理業務も行います。ボーイのような雑務はほとんどなく、逆にパソコンを使った事務作業が中心です。

雇用形態は社員とバイトの2種類があって、給料もそれぞれ月給と時給で区別されています。
ただ、事務作業をしないといけないので、パソコンやエクセルの扱いに慣れていないと厳しいです。
肉体労働より事務作業はいい、という人に向いた職種ですね。

ただ、金銭関係の業務は店の信用に大きな影響を及ぼします。例えばお会計を1円でも間違えてしまうと、お客さんとのトラブルに発展しかねません。
このため金銭感覚がルーズな人には不向きです。1円単位まで徹底的に管理し、常に把握できるスキルが求められます。

ヘアメイク

ヘアメイクを自ら行うキャストもいますが、専門のヘアメイクを雇っている店もあります。
キャバクラの職種のヘアメイクは、文字通りキャバ嬢のヘアセットを行うのが仕事です。
ただし、一般的なヘアメイクとは違って、メイクそのものはキャスト自ら行います。
キャストから髪型の希望を聞き、それに沿ってセットしていきます。
特に手際の良さとヘアセット経験が求められる職種です。ただし、資格や経験不問の店も中にはあります。

ちなみに給料形態は店によって異なります。主に時給制・日給制・2タイプに分けられますが、キャスト一人あたり○○円と単価が決まっている店もあります。
例えば1人あたり500円の場合、10人のヘアセットを担当すれば5,000円です。
しかし大半の店は時給か日給制で、給料も全額日払いなのが一般的です。

勤務時間は1日3~4時間ほどで、他の職種に比べて短くなっています。
短時間勤務で済むので他の仕事と掛け持ちしたり、副業感覚で働けるのが魅力です。
逆にヘアメイク一本だと大して稼げません。稼ぎたい人は他の職種がおすすめです。

バーテンダー

バーテンダーも男の職種の一つです。バーのイメージがあるかもしれませんが、キャバクラにも欠かせない重要な職種です。
バーテンダーの役割は、お客さんから注文を受けたお酒を作ることで、時にはメニューに無いお酒も作成します。
この辺は皆さんのイメージ通りではないでしょうか?

ただし、通常のバーとは違ってお客さんの接客をすることはありません。
キャバクラの場合、バーテンダーは裏方として働きます。
基本的にお客さんの目が付かないところで働くため、お酒作りに専念すると考えておきましょう。

バーテンダーの仕事は未経験でもできます。未経験を募集している店も多いので、一からお酒づくりについて学べます。
お酒に興味がある人や、手に職をつけたい人は応募してみましょう。

エスコート

店によってはエスコートを募集していることもあります。エスコートは少し特殊な職種で、お客さんをテーブルまで案内し、退店時に見送るのが仕事です。
時にはキャストを席まで連れて行ったり、荷物の預かりなども行います。
そのため、仕事内容はキャバクラのボーイと大差ありません。ただ、ボーイとエスコートを別々に募集している店もあるので、応募する時はしっかり確認しておきましょう。
仕事内容の違いなどを直接聞いてみるのもおすすめです。

店によっては「エスコートレディ」が在籍している場合もあります。一言で表すとボーイの女性版で、仕事自体はボーイと全く同じです。
掃除などの雑務もこなしますし、ホール業務も担います。
ただし、キャストが足りない時にはお客さんの接客に回る場合もあります。この点がボーイとの大きな違いですね。

まとめ

ボーイ以外の男の職種をまとめると、次の6つがあります。

・送りドライバー(送迎)
・ソムリエ
・キャッシャー
・ヘアメイク
・バーテンダー
・エスコート

皆さんはどれが気になりましたか?ボーイ以外にも選択肢がありますから、キャバクラで働きたい人は色々検討してみて下さい。

キャバクラのボーイを辞めたい…ボーイの辞め方マニュアル

キャバクラのボーイを辞めたい人へ

キャバクラのボーイはハードな仕事のため、辞める人が多いのも実情です。
想像以上に厳しいのが理由に挙げられますが、ボーイの仕事を長く続けると大きな見返りがあります。
例えば昇格して給料がアップしたり、精神面を鍛えることだってできます。

しかし、それでも辞めたいのであれば、「辞めるに値する理由」を一度考えてみて下さい。
じっくり考えても「辞めたい」という結論に至った場合のみ、ボーイの仕事を辞めるべきです。

すぐに辞めたい場合は辞め癖がつく可能性もある

キャバクラのボーイの仕事は、1ヶ月持たずに辞めてしまう人も少なくありません。
俺の勤める店でも、数日で辞める人とか普通にいます。でも、すぐに辞めてしまうのは自分にとって大きなマイナスとなります。
これはボーイに限った話じゃないですが、”辞め癖”が付いてしまう可能性があるんです。

例えば、ボーイを辞めた後に他の仕事を始めても、「なんか違う」と感じてすぐ辞めたくなるかもしれません。
それを何度も繰り返していくうち、仕事が長続きしない、なんて事態におちいる危険もあります。
定職につけなくなると、自分の生活にも多大な影響が及びます。
確かに辞めたい気持ちも分かりますが、ボーイになったらしばらく頑張ることが大切です。

お店がブラックなら辞めるべき

逆にキャバクラがブラックだった場合、すぐにでも辞めることを考えて下さい。
上で言ったことに反しますが、ブラックなキャバクラで働いてもいいことは1つもありません。
普通の店より労働環境は過酷ですし、何よりも精神的にキツいです。
精神的に壊れてしまったり、うつ病になる可能性だってあります。だからブラックな店は早めに辞めてしまうのがいいんです。

また、ブラックではなくても精神的に辛い場合、辞めることを考えるべきです。
そのまま働き続けてもメンタルを壊しますから、一度ボーイから離れたほうがメリットも大きいと考えられます。
心を休ませるためにも一旦辞めて、また働きたいと思ったらボーイを始めてみてください。

上手な退職の方法

辞めるかどうかは個人の判断次第ですが、問題になるのは辞め方です。
できれば穏便に、トラブルを起こさずに辞めたいですよね。
キャバクラのボーイも普通の仕事と同じで、円満退職するためのコツがあります。

辞める1ヶ月前には報告する

まずボーイの仕事を辞めるためには、店長へ退職の意思を伝えなくてはいけません。
伝えず勝手に辞めると”飛ぶ”(後述します)だけですから、後々大きなトラブルを生む危険があります。
辞める時は、自分の口から直接「仕事を辞めたい」と伝えるようにしましょう。

では退職の意志を伝える時期ですが、遅くても1ヶ月前には言うことをおすすめします。
直前に言うとトラブルになりますし、店もそう簡単に辞めさせてはくれません。
そのため1ヶ月位余裕があれば、トラブルが起きにくく穏便に退職できます。

店側も新しいボーイを探さないといけませんし、皆さんの役割次第では引継ぎが必要になります。
自分勝手に退職するのは絶対避けて下さい。ちゃんと店側にも配慮して、穏便に辞められるようにすることが重要です。

理由は事前に考えておく

ただ、店長などへ退職する意思を伝えると、必ずその理由を聞かれます。
キャバクラの場合、実は辞めたいスタッフを引き止めるのは日常茶飯事で、理由によっては簡単に辞めさせてくれないんです。
例えば「思ったほど稼げない」という理由なら、店側は時給アップを口述に引き止めてきます。だから辞める理由はとても大切なんです。

そんな引き止めにあわないためにも、退職理由は事前に考えておきましょう。
嘘でも構わないので、前もって考えておいたほうがトラブルも避けられます。
もし理由を考えておかないと、とっさに適当なことを言ってしまったり、引き止めにあう可能性もあります。

万が一理由が浮かばない時は、下記のような理由を伝えてみましょう。

・学校と仕事の両立が難しくなった
・夜型生活で体力的にキツくなった
・精神的に限界がきた
・家族に辞めろと言われた

極力金銭面に関する理由は避けるのがおすすめです。
いずれにしても、引き止めが難しい退職理由を考えてみましょう。

辞めた後の給料について

退職の意向を伝えた後は残された期間を働くだけです。当たり前ですが、辞めた後はその分の給料を貰える、と考えている人が多いと思います。
しかし、キャバクラに限っては期待しないほうがいいです。実は退職を伝えた後、給料をほとんど支払ってくれない店もあるんです。
いわゆるタダ働きになりますが、無理やり給料を貰おうとするとトラブルが生じるおそれもあります。

けどタダ働きは避けたい、という人は、辞める前にシフトインする日数を段階的に減らしていきましょう。
辞めることを伝える直前には、ほぼシフトインしないようにするのもおすすめです。
今までと同じ日数を働いても、結局タダ働きになってしまいます。
もちろん給料を全額払ってくれる店もありますが、1円も払わない店が多いことも覚えておいて下さい。

その場合ですが、「退職代行を使う」という方法が「ちょい辞め」というサイトに書かれていました。
弁護士のいる業者を間に挟んで交渉を行う事で、店側も給料を払わざるを得ず、即日退職が可能との事でした。
代行料の3~5万円を差し引いても、給料全額が振り込まれればプラスで辞める事が出来る算段です。
詳しくは「退職代行サービスとは」という記事をご覧になると良いかもしれません。

最終手段「飛ぶ」ことについて

キャバクラでは、時々ボーイやキャストが「飛ぶ」光景も見られます。
この「飛ぶ」という現象は、いわゆる「バックレ」です。隠語のような感覚で使われていますが、誰それが飛んだ=バイトをバックレた、と考えておいて下さい。
ナイトワーク界隈では飛ぶこと自体珍しくはないですが、色んな危険をはらんでいるので極力避けるべきです。

自ら飛んだ場合、まず店や幹部、店長などから電話がひっきりなしにきます。ひどいパターンだと、四六時中電話が鳴り止まない事態になります。
自宅に店の人が来る場合もありますし、見つかったらタダじゃ済まないかもしれません。

ともかく飛ぶことは非常に危険です。すぐ辞めたい気持ちも分かりますが、ちゃんと正しい手続きを踏んでから辞めましょう。

まとめ

ボーイを辞めたくなった人は、以下のまとめを参考にして下さい。

・すぐに辞めると辞め癖が付く可能性がある
・ブラックキャバクラは有無を言わず辞めるべき
・穏便に辞めるなら1ヶ月前に意向を伝える
・辞める理由は事前にしっかり考えておく
・辞めた後の給料は期待しない
・退職代行サービスを使うという選択肢(by ちょい辞め)
・飛ぶことは危険!避けること

ボーイを辞めたいという人はどの店にもいます。
しかし、本当に辞めていいのか慎重に考えて、悔いのない決断をして下さい。

キャバクラのボーイはどんな仕事をする?現役バイトが仕事内容を解説

キャバクラのボーイの仕事内容とは

キャバクラのボーイは様々な役目を担う職業です。俺もいまボーイをやっていますが、営業前から閉店後まで四六時中動き回っています。
でも、実際はどんな仕事をするか知っていますか?新人とベテランとでは少し変わりますが、代表的な仕事は主に7つあります。

付け回し

最も重要な仕事が付け回しです。付け回しは、入店時にキャストを指名しなかったお客さん(フリー客)に対して、様々なテイストのキャストを割り当てる業務です。
キャバクラに訪れるフリー客は初見がほとんどで、特定のキャストを指名することはめったにありません。
しかし好みのキャストがいれば、場内指名や次回の来店に繋がる可能性が高まります。
その役目を担うのが付け回しで、店の売上をも左右する重要なポジションでもあります。

付け回しはフリー客の好みを瞬時に判断し、当てはまるキャストを数人ピックアップしなくてはいけません。
逆にこれができるようになれば、フリー客が固定客に化ける場合もあります。
それだけ付け回しは重要性が高く、ボーイにとってもやりがいのある仕事です。

しかし新人が付け回しを行うことはありません。キャストとの信頼関係が重要ですから、どの店も経験を積んだボーイが担当します。
売上を左右するため不安だと思いますが、急にやれと言われることはないので安心して下さい。

店内の清掃

入店間近のボーイや新人は主に雑務を担当します。店内の清掃もその中の一つで、開店前にフロアやバックヤード、トイレなどを掃除します。
特に入店間もない頃は掃除を任されます。面倒かもしれませんが、手を抜かず店全体をピカピカにする勢いで掃除しましょう。

逆に手を抜くと先輩や上司から怒られる場合もあります。(ていうか大抵怒られます)
先輩らはしっかり見ていますので、絶対に手を抜いてはいけません。たかが掃除されど掃除です。
今後の自分自身の評価にも影響しますので、フロアもトイレも埃一つ見逃さない勢いでキレイにしましょう。
コツコツこなせば次第にお店での評価も上がり、今後の昇給・昇進にプラスのメリットをもたらします。

ただし、開店前は掃除の他にも様々な仕事があります。後述しますが、おつかいも開店前に行う仕事の一つです。
掃除に充てられる時間は限られますので、効率を考えながらテキパキ動くようにしましょう。

灰皿やアイス(氷)の交換

キャバクラの営業中、ボーイは常にフロアに目を光らせなくてはいけません。何故なら灰皿やアイスの交換が必要になるからです。
キャストやお客さんはタバコを吸いますし、ブランデーなどのお酒を割る時には氷を使います。
これらを交換するのもボーイの大切な仕事ですが、タイミングがずれてしまうのは好ましくありません。
テーブルを細かくチェックして、適切なタイミングで交換しましょう。

交換の目安ですが、灰皿は吸い殻が1~2本溜まった時、アイスは容器の氷が半分程度になった時です。
例えばテーブル上の氷がもうすぐ半分になりそうな時は、速やかに新しいものと交換しましょう。
ただし、キャストとお客さんの間に水を差さないよう立ち回る必要があります。

おつかい

入店して間もない頃は、おつかいを頼まれることも多々あります。ボーイは雑用係と言われる場合もありますが、こうした業務も担当するのが理由です。
おつかいでよく買いに行く物は、トイレットペーパーやティッシュ、領収書やコピー用紙などさまざま。
ストックを切らすと営業に差し支える場合もあるので、言われた物はメモへ書き出しておきましょう。

おつかいでキャストの買いに行ったり、食品やお酒を買いに行くこともあります。
基本的に言われた物は全部買う必要があるので、絶対忘れないようにしましょう。
万が一忘れてしまうと、再びおつかいへ走る羽目になりますからね・・・。

皿洗い

キャバクラの営業が終了すると、ボーイは店の片付けを行います。テーブルからグラスや料理のお皿などを下げ、皿洗いをするのも大切な仕事の一つ。
厨房にある洗い場へ一通り運び、まとめて洗うと効率が上がります。
グラスなど下げる度に洗えば洗い物をため込まずに済みますが、ボーイには効率が求められます。
先に全部下げておけば、皿洗いをしている間に他のボーイがテーブルの後片付けをできます。

キャバ嬢の出勤状況の確認

ボーイとして長期間勤務すると、何人かの担当キャバ嬢を持つようになります。
店に実績や経験が認められた証拠ですね。
担当キャバ嬢を持つと仕事量も増えますが、特に重要なのが出勤状況のチェックです。
自分の担当キャバ嬢に出勤可否をLINEやメール、電話などの手段で確認します。
場合によっては出勤時間の調整も行います。同時にお客さんの来店予定や同伴の有無も確認してください。

ちなみに出勤確認は事務的になりがちです。しかし堅苦しいとキャストに嫌われたり、ウザがられる原因になります。
キャストのモチベーションを上げられるよう、明るい感じでやり取りしましょう。

キャバ嬢のフォロー・ケア

担当キャバ嬢を持ったら、フォローやケアを行うのもボーイの役割です。
キャストだって仕事でストレスが溜まりますし、お客さんに嫌なことを言われて落ち込むこともあります。
そんな時、キャストをフォロー・ケアするのが担当ボーイ。
仕事の相談に乗ったり気配り・気遣いをして、キャストのモチベーションを維持してあげましょう。

この仕事はボーイの力量が問われます。当然ですが、日頃から信頼関係を築いておかないと、フォローすらままなりません。
逆にしっかりケアできれば、キャストや店の信頼度も上がります。キャストのメンタルは売上に直結しますので、普段と違うと思ったら速やかにフォローへ回りましょう。

大変な仕事は?

他にもボーイの仕事は様々ありますが、代表的なものは以上の7つです。ただ、どれが大変なのか分かりにくいですよね。
これは俺の主観ですが、特に大変な仕事は付け回しとキャストのフォローやケアです。何故なら次の理由が挙げられます。

付け回し

・頭をフル回転させなきゃいけない
・お客さんの好みを瞬時に見分ける必要がある
・キャストのタイプを把握しないといけない
・キャストに付け回しを断れることもある

キャバ嬢のケア・フォロー

・イライラしている時は八つ当たりされる場合もある
・単にワガママな子もいる(手を焼かされる)
・時には辛抱が必要
・深入りすると風紀を破りかねない

付け回しはやりがいのある業務ですが、お客さんの好みの判断が非常に難しいです。
キャストのタイプも把握しないといけませんし、仲が悪い子に断られる場合もあります。
場数を踏んで経験を積み、キャストと信頼関係を構築するしかありません。

キャストのフォローやケアも同じです。キャストといっても一人の女の子ですから、振り回されっぱなし、ということも珍しくありません。
とにかく我慢が求められますし、万が一深入りしたら風紀に触れるリスクもあります。特に仕事とプライベートの線引が求められる業務です。

ただ、大変に感じる仕事はボーイそれぞれ違います。ぜひ入店して自ら確かめてみて下さい。

まとめ

キャバクラのボーイの仕事内容についてまとめると・・・

・主な仕事は7つ
・しばらく働くと担当キャバ嬢を持つ
・大変な仕事は付け回しとキャバ嬢のケアやフォロー

ただし、ここで挙げたボーイの仕事はほんの一例です。ボーイが送迎を行う場合もあるなど、店の規模によって役割が変わります。
分からない時は、その店へ直接聞いてみてくださいね。

ボーイから昇格!高給取りの店長になるまでの流れ

ボーイから店長に昇格すれば高収入に

キャバクラのボーイは時給が低く、特にスタート時はほとんど稼げません。
仕事を覚えていくと時給も上がりますが、店長になればより大きな収入を得られます。
キャバクラはボーイから店長へ昇格する人も多く、誰にでもチャンスがあるんです。
お店が繁盛すれば月収100万円だって夢じゃありません。

昇格までの流れ

ただし、昇格までにはいくつかのステップを踏む必要があります。店長を目指すには、それぞれの段階で様々な仕事を覚えたり、店での実績を積むことになります。
なお昇格までの流れは3段階に分けられますが、どの段階でも真面目にコツコツ仕事することが大切です。

①ボーイとして仕事を認められる

まずキャバクラへ入店したら、ボーイの仕事を一通り覚えましょう。仕事を覚えてからが本番です。
毎日ボーイの仕事をしっかりとこなし、店でその仕事ぶりを認めてもらう必要があります。
それが店長への昇格に最低限必須なことですし、上を目指すボーイ全員が通る道です。仕事ぶりが評価されると時給もアップします。

しかし、始めの頃は大変かもしれません。ボーイの仕事は沢山あるうえ、あまりに仕事の出来が悪いと先輩から叱責されます。
キャストからも雑な扱いを受けますので、辞めたくなることもあると思います。
俺も入店間もない頃は本当に大変でしたし、辞めてやろうと考えたことも何度もありました。

でも、この段階こそが肝心です。確かに理不尽な扱いも受けますが、それを耐える必要があります。
仕事を覚えつつ我慢することで、次第に仕事ぶりが認められます。店長昇格という目標を忘れず、じっくり取り組んでいって下さい。

②マネージャーに昇格

ボーイの仕事ぶりが認められ、キャストや他スタッフの評価が高まると、ボーイからマネージャーに昇格します。
マネージャーは店長の登竜門ともいえる段階で、普通の会社の管理職に当たります。
まず役割や仕事内容が大幅に増え、担当キャバ嬢を持つようになります。
マネージャーはキャストの売上の管理を行ったり、新人教育を担当したりします。
そのため経営に深く関わる重要なポジションです。

マネージャーへ昇格すると、権限が大きくなると同時に責任も重くなります。
もう店長昇格間近、と思えるかもしれないですが、マネージャー昇格後もやることは今までと同じです。
ボーイの時と同じようにコツコツ仕事をこなし、店での実績を積み上げる必要があります。
逆にここで手を抜いてしまうと、最悪ボーイへ降格なんて事態もあり得ます。

また、マネージャーは担当キャバ嬢の売上も昇格に影響します。
キャストのケアも行わないと、売上が落ちて店長への昇格が遠のく可能性も。
敏腕マネージャーはキャストの管理が徹底していますから、キャバ嬢と信頼を築くことも店長への昇格に必要ですね。

③店長に昇格

そしてマネージャーの仕事がオーナーに評価されると、最終目標である店長に昇格します。
店長は店全体を取り仕切るポジションで、非常に大きな権限を持っています。店の経営そのものを左右する役職ですが、繁盛店になれば給料も青天井です。
そう考えると、ボーイ以上にやりがいがあるポジションかもしれませんね。

ただし、店長はキャバクラ全体を取り仕切るため、全ての仕事を覚えなくてはなりません。
ホール業務はもちろん、会計やイベント立案、更には新人キャバ嬢の教育まで、ありとあらゆる役割をこなします。
更に店で働くスタッフ全員の信頼を得ないと続きませんから、コミュニケーションにも気を使う必要があります。

店長になったからと安心せず、日々売上を取るための方策を考えることも欠かせません。
実は店長も降格があるので、常に一定の売上を取らないと駄目なんです。売上が落ちて赤字が続くと、ある日突然降格したり、クビになる可能性もあります。
店長という肩書にあぐらをかかないよう、注意したいところですね。

キャバクラの店長になるメリット

ボーイから店長へ昇格する流れは把握できたかと思います。でも、店長を目指すメリットはあるんでしょうか?
店長は責任が最も重いため、人によってはボーイ以上に厳しいと感じるかもしれません。
しかし店長まで上り詰めれば、ボーイの頃とは違ったメリットを受けられるんです。

①ボーイよりもやりがいがある

まず一つめのメリットがやりがいです。ボーイは雑務が多くて、単調でつまらないと感じる仕事も少なくありません。
掃除やおつかいなんてやってられない、と感じる人もいると思います。付け回しだけは別ですが、誰でもできるワケではないですし、ボーイの仕事の大半は単調です。

ところが、店長まで上り詰めると世界が変わります。例えばお店のイベントを立案したり、働くスタッフに詳細な指示を出したりします。
マネージャーから売上の進捗状況報告を聞くこともあります。こうした業務をボーイがやることはありません。

店長の業務はやりがいがあるものばかり。もちろん感じ方は人それぞれでしょうが、キャバクラ全体の仕事に携われるのは店長だけです。それだけでも魅力的じゃないでしょうか?

②高収入になる

ボーイは時給が低く、1,000円スタートのお店も珍しくありません。勤務期間が長くなると昇給しますが、始めの頃は100時間働いてようやく10万円、というレベルです。
そのため、割に合わないと感じて辞める人も少なくないんです。

一方、店長まで昇格すれば高給取りになります。だいたい月給40~50万円ほどですが、繁盛店なら月100万円、年収1000万円超えなんて場合もあります。
その分責任重大ですが、それに見合った稼ぎを得られるんです。収入が一気に増えるのでお金も貯まりますし、ボーイの頃と比べて生活にゆとりが出ますよね。

③使われる側から使う側になる

キャバクラのボーイは顎でこき使われます。先輩はもちろん、キャストにも頭が上がりません。
いわゆる”パシリ”に近い扱いを受けますが、店長へと昇格すればこれが逆転します。
“使われる立場”から”使う立場”になるんです。たとえ相手が先輩ボーイやキャストであっても、自分がこき使う立場になります。

キャバクラには年功序列がありません。どの店も成果主義の実力社会。
このため、後輩が先輩を差し置いて店長に昇格することも珍しくないんです。店長まで上がれば、どんなスタッフであってもまず逆らえません。
ストレスなどからも開放されるので、人によっては大きなメリットとなりえます。

まとめ

キャバクラのボーイから店長へ昇格する流れと、店長になるメリットは以下の通り。

・まずマネージャーへの昇格を目指す
・そしてマネージャーから店長へ昇格する
・店長はやりがいがあって収入が一気に増える
・”使われる”から”使う”立場になる

ボーイから店長へ昇格するのは大変です。しかし、それだけのやりがいと見返りがあります。
特にナイトワークで稼ぎたいなら、店長を目指すのが一番でしょう。

「本当の」ボーイのお仕事~元ダンサーのボーイが仕事内容を解説~