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ボーイから店長に昇格すれば高収入に
キャバクラのボーイは時給が低く、特にスタート時はほとんど稼げません。
仕事を覚えていくと時給も上がりますが、店長になればより大きな収入を得られます。
キャバクラはボーイから店長へ昇格する人も多く、誰にでもチャンスがあるんです。
お店が繁盛すれば月収100万円だって夢じゃありません。
昇格までの流れ
ただし、昇格までにはいくつかのステップを踏む必要があります。店長を目指すには、それぞれの段階で様々な仕事を覚えたり、店での実績を積むことになります。
なお昇格までの流れは3段階に分けられますが、どの段階でも真面目にコツコツ仕事することが大切です。
①ボーイとして仕事を認められる
まずキャバクラへ入店したら、ボーイの仕事を一通り覚えましょう。仕事を覚えてからが本番です。
毎日ボーイの仕事をしっかりとこなし、店でその仕事ぶりを認めてもらう必要があります。
それが店長への昇格に最低限必須なことですし、上を目指すボーイ全員が通る道です。仕事ぶりが評価されると時給もアップします。
しかし、始めの頃は大変かもしれません。ボーイの仕事は沢山あるうえ、あまりに仕事の出来が悪いと先輩から叱責されます。
キャストからも雑な扱いを受けますので、辞めたくなることもあると思います。
俺も入店間もない頃は本当に大変でしたし、辞めてやろうと考えたことも何度もありました。
でも、この段階こそが肝心です。確かに理不尽な扱いも受けますが、それを耐える必要があります。
仕事を覚えつつ我慢することで、次第に仕事ぶりが認められます。店長昇格という目標を忘れず、じっくり取り組んでいって下さい。
②マネージャーに昇格
ボーイの仕事ぶりが認められ、キャストや他スタッフの評価が高まると、ボーイからマネージャーに昇格します。
マネージャーは店長の登竜門ともいえる段階で、普通の会社の管理職に当たります。
まず役割や仕事内容が大幅に増え、担当キャバ嬢を持つようになります。
マネージャーはキャストの売上の管理を行ったり、新人教育を担当したりします。
そのため経営に深く関わる重要なポジションです。
マネージャーへ昇格すると、権限が大きくなると同時に責任も重くなります。
もう店長昇格間近、と思えるかもしれないですが、マネージャー昇格後もやることは今までと同じです。
ボーイの時と同じようにコツコツ仕事をこなし、店での実績を積み上げる必要があります。
逆にここで手を抜いてしまうと、最悪ボーイへ降格なんて事態もあり得ます。
また、マネージャーは担当キャバ嬢の売上も昇格に影響します。
キャストのケアも行わないと、売上が落ちて店長への昇格が遠のく可能性も。
敏腕マネージャーはキャストの管理が徹底していますから、キャバ嬢と信頼を築くことも店長への昇格に必要ですね。
③店長に昇格
そしてマネージャーの仕事がオーナーに評価されると、最終目標である店長に昇格します。
店長は店全体を取り仕切るポジションで、非常に大きな権限を持っています。店の経営そのものを左右する役職ですが、繁盛店になれば給料も青天井です。
そう考えると、ボーイ以上にやりがいがあるポジションかもしれませんね。
ただし、店長はキャバクラ全体を取り仕切るため、全ての仕事を覚えなくてはなりません。
ホール業務はもちろん、会計やイベント立案、更には新人キャバ嬢の教育まで、ありとあらゆる役割をこなします。
更に店で働くスタッフ全員の信頼を得ないと続きませんから、コミュニケーションにも気を使う必要があります。
店長になったからと安心せず、日々売上を取るための方策を考えることも欠かせません。
実は店長も降格があるので、常に一定の売上を取らないと駄目なんです。売上が落ちて赤字が続くと、ある日突然降格したり、クビになる可能性もあります。
店長という肩書にあぐらをかかないよう、注意したいところですね。
キャバクラの店長になるメリット
ボーイから店長へ昇格する流れは把握できたかと思います。でも、店長を目指すメリットはあるんでしょうか?
店長は責任が最も重いため、人によってはボーイ以上に厳しいと感じるかもしれません。
しかし店長まで上り詰めれば、ボーイの頃とは違ったメリットを受けられるんです。
①ボーイよりもやりがいがある
まず一つめのメリットがやりがいです。ボーイは雑務が多くて、単調でつまらないと感じる仕事も少なくありません。
掃除やおつかいなんてやってられない、と感じる人もいると思います。付け回しだけは別ですが、誰でもできるワケではないですし、ボーイの仕事の大半は単調です。
ところが、店長まで上り詰めると世界が変わります。例えばお店のイベントを立案したり、働くスタッフに詳細な指示を出したりします。
マネージャーから売上の進捗状況報告を聞くこともあります。こうした業務をボーイがやることはありません。
店長の業務はやりがいがあるものばかり。もちろん感じ方は人それぞれでしょうが、キャバクラ全体の仕事に携われるのは店長だけです。それだけでも魅力的じゃないでしょうか?
②高収入になる
ボーイは時給が低く、1,000円スタートのお店も珍しくありません。勤務期間が長くなると昇給しますが、始めの頃は100時間働いてようやく10万円、というレベルです。
そのため、割に合わないと感じて辞める人も少なくないんです。
一方、店長まで昇格すれば高給取りになります。だいたい月給40~50万円ほどですが、繁盛店なら月100万円、年収1000万円超えなんて場合もあります。
その分責任重大ですが、それに見合った稼ぎを得られるんです。収入が一気に増えるのでお金も貯まりますし、ボーイの頃と比べて生活にゆとりが出ますよね。
③使われる側から使う側になる
キャバクラのボーイは顎でこき使われます。先輩はもちろん、キャストにも頭が上がりません。
いわゆる”パシリ”に近い扱いを受けますが、店長へと昇格すればこれが逆転します。
“使われる立場”から”使う立場”になるんです。たとえ相手が先輩ボーイやキャストであっても、自分がこき使う立場になります。
キャバクラには年功序列がありません。どの店も成果主義の実力社会。
このため、後輩が先輩を差し置いて店長に昇格することも珍しくないんです。店長まで上がれば、どんなスタッフであってもまず逆らえません。
ストレスなどからも開放されるので、人によっては大きなメリットとなりえます。
まとめ
キャバクラのボーイから店長へ昇格する流れと、店長になるメリットは以下の通り。
・そしてマネージャーから店長へ昇格する
・店長はやりがいがあって収入が一気に増える
・”使われる”から”使う”立場になる
ボーイから店長へ昇格するのは大変です。しかし、それだけのやりがいと見返りがあります。
特にナイトワークで稼ぎたいなら、店長を目指すのが一番でしょう。