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ボーイは時間に余裕がある?
ボーイは比較的時間に余裕がある職業だと思われていますが、実際には長時間の拘束を受けることになります。
キャバクラがオープンしている時間は7〜8時間程ですが、それ以外にもやることが多く実際には昼職よりも長く働くことがほとんどです。
また、後述する様にボーイは勤務時間外や休日でも担当キャストのフォローやお客さんの対応に追われます。
「今日は休みだしゆっくりと横になっていたい」「早めに帰宅して自分の趣味を楽しみたい…」と考えていても急な呼び出しや付き合いがあることも多く、多忙な日々を送ることとなります。
ボーイの1日の勤務時間は?
ボーイの1日の勤務時間は平均して10時間以上となります。
お店でお客さんを接客する時間に加えて、キャスト管理や連絡などをする必要があるため、実際にはキャバ嬢達と同様に24時間体制で働くことも考えられます。
さらには、先輩やお客さんとの付き合いで飲みに行くことも度々あるため、家に帰っても寝るだけの生活になってしまうことも。
勤務時間にゆとりのある仕事がしたい、プライベート重視で働きたいという人にはボーイは向かないかもしれません。
ボーイのタイムスケジュール
ここからは、実際のボーイのタイムスケジュールについて解説します。
これからボーイになりたい、ボーイのリアルな勤務時間などを知りたいという方は参考にしてくださいね。
出勤
キャバクラは、18〜19時頃にオープンするお店が一般的です。
開店準備などもあるため、出勤は遅くともオープン1時間前までに行うことが普通です。
どこに住むかにもよりますが、17時出勤の場合の起床時間は15〜16時頃が目安となります。
また、ボーイといえどお客さんをおもてなしする接客業には変わりありません。
お客さんに対して失礼がない様に寝癖や無精髭などをしっかりと整えてフロアに立ってくださいね。
出勤後は店内清掃やおしぼり等の備品の用意、売上目標達成に向けたMTGなどを行いお客さんをお迎えします。
退勤
キャバクラの閉店は深夜1〜2時頃となります。
お店によっては、2時に営業が終わった時点でキャストの送り業務をする必要があるため、閉店後に長距離運転をすることも考えられます。
また、レジ締めや店内清掃、売上計算、品出しなど、役職によっても担当業務は異なります。
実際にキャスト全員がいなくなりボーイ達が退勤できるのは、スムーズに業務が進んでも3時を過ぎることがほとんどとなります。
帰宅
お客さんや先輩、同業者との付き合いなどがある場合には3時以降に街へ繰り出すこともしばしばあります。
2時間別のお店に遊びに行った時点で帰宅は5時を過ぎることはもちろん、その間にもアフターに行っている担当キャストからの連絡が来ることも考えられます。
実際に帰宅してひと息つけるのは朝6〜7時頃になることが多く、ボーイの仕事に慣れない内は生活リズムの変化やハードな日々を送ることに苦労するかもしれません。
就寝
食事や入浴などを済ませた後に就寝できるのは8〜9時頃となります。
ボーイは店内でお客さんからお酒をいただくこともあり、体調が優れないキャストに代わって自分が飲まなければならないこともしばしば。
酔い潰れた状態で床に就くこともあるため、次の出勤に備えてゆっくりと横になりたいと考えるボーイが多いものです。
一方で、帰宅後もキャストのフォローで連絡をすることもあり、お客さんとの同伴予定が入っている場合には起きているかを確認するために自分の睡眠時間を削らなければならないことも考えられます。
ボーイの睡眠時間は6時間程度となることが多く、思う様に身体を休められないこともあります。
ボーイの休みは?
キャバクラは、年中無休で営業するお店も多いものです。
その場合にはシフト制で休暇を取ることとなり、月6日程度が休みとなります。
週1日休みのキャバクラに勤める場合には、日々の業務の疲れから1日寝て終わってしまうこともしばしば。
また、休みとはいえ自身の担当キャストにトラブルが発生した場合やお客さんから呼び出された際にもお店へ駆け付ける必要があります。
ボーイにとって休みはあってない様なものというのが正直な所で、プライベートを重視したいという人にとってはそのギャップに驚かされるかもしれません。
ボーイは意外と時間が無い!
以上、ボーイの勤務時間についてまとめてみます。
・勤務時間外にもキャストのフォローやお客さん対応をする必要がある
・ハードな生活を送ることになるが、その分昼職ではもらえない高額なお給料を手にできる
・体力に自信がある、夜型の生活を送ることが苦でない人には向いている仕事
ボーイは意外と時間がない職業であり、勤務時間外でも多くの業務をこなす必要があります。
また、休みもシフト制で取ることが多く、場合によっては1日寝て終わってしまうということもしばしば。
プライベートを大切にしたい、ワークライフバランスのとれた職業に就きたいと考える人には向きませんが、その分昼職では味わえないやりがいと高収入を手にできることがボーイの魅力といえます。